ミニマリズムについて
ここ1週間くらいの間で、Netflixにあった『ミニマリズム』についてのドキュメンタリーを視聴した。その感想を少し残しておこうと思う。
個人的には、一般的にミニマリズムと言われる様な必要最低限の持ち物だけのシンプルな暮らしというのは好きだ。余計なものを断捨離して所有するものをシンプルにすることは、すごく生きやすいと自分自身は感じる。
物欲に縛られるのはやめようと初めて思ったのは高校生3年生くらいの時だったと思う。きっかけは、ウルグアイの元大統領で、世界一貧しい大統領と言われていた『ホセ・ムヒカ』氏のスピーチを聞いたことだった。
これほどまで必要なものが溢れている世界で、際限なくもっともっとと欲望に駆られ満たされずに生きていくことにその時から疑問を持つようになった。今でもあのスピーチを聞いたときのなんとも言えない感情は忘れられない。
オンラインで欲しいものがいつでも購入できる便利な時代に生きているが、それは常に欲求を刺激され続けることにもなりうると思う。SNSも発達し、スマートフォンからは一人ひとりにパーソナライズされた広告が絶え間なく流れてくる。
そして、SNS上でも身近な友達から世界中の人々までSNSが存在しなかったときでは考えられないほど多くの人たちの生活の一部が垣間見える様になった。SNSの普及によってもちろんいい面もたくさんあるが、一方でより他人と比較して生きていくことに陥りやすい世界でもあると思う。
他の自分より豊かで幸せそうな人たちの生活が常に視界に入り、そんな人たちと自分の現状を比較して不満を常に抱えて生きる時代だと思う。そのギャップを埋めるためにもっともっとと多くのものを求め、求めているものが手に入れば幸せになれると信じている。
しかし、実際は求めていたものを手に入れたとしても満たされることはなく、さらに自分より裕福そうに見える、少なくてもSNS上では充実してそうな人たちとの比較が始まるからだ。
そんな時代において『ミニマリズム』と言われる考え方は、この世界でより幸せに生きていく上で有効な生き方、考え方の一つであると思う。
自分にとって本当に価値のあるものだけを残し、それ以外のものを処分する。捨てるたびに、自由を感じることができる。どれだけ物質に縛られていたのかということを、捨ててから初めて知ることができるだろう。
自分にとって本当に大切な価値あるもの以外を処分して、シンプルにしてから初めて自分の人生が始まると言っても過言ではないように思う。実際に今まで購入してきたものは本当に自分が本当に欲しいと思ったから購入したものか、他人や世間からの目を気にして購入したものか、マーケティングによってそれを買えば幸せになれると信じ込んで買ったものか、断捨離すれば嫌でも真剣に考えることになる。そのときどれだけ世間からおどらされていたのかということに気づくことができるだろう。
多くの人は、幸せをお金で買おうとする。
しかし、幸せはそこにあるのだと思う。
自分にとって幸せとは何か?という問いについて真剣に考えるきっかけとして、ミニマリズム的な考え方を採用することは個人的にはすごく役立った。自分の部屋には、自分にとって価値のあるものしかない。そうすることでシンプルに暮らすことができ、自分にとって本当に大切な健康、学習、創造、運動などに集中することができる。
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