片付けと物質主義
僕の持ち物は一般的には少ない方だと思う。そして、物欲も無いと言えば嘘になるがほとんどない。特に何か物質が欲しいという感情が湧いてくることは普通に過ごしていればなく、普段趣味で購入するものは本くらいだろうか。
何かを購入する時は、ほとんど壊れたり必要だけど持っていない時など。とりあえず今あるもので何とかならないか試行錯誤して、それでも必要なものは手に入れようかとなる。個人的な感情としては、出来るだけ持ち物を増やしたくないし常に身軽で在りたいと思う。
もう少し若い頃は、何か特定のものを手にすることによって幸せになれると考えていたこともあった。でも、段々と価値観も変化してきて物に執着することなく自由でいられる方が自分は幸せを感じることができるとわかった。
このような経緯で、周りからはミニマリスト寄りに見えるような状態にいる。ミニマリストに憧れた時期もあったが、別に今はそうでもない。ただ、幸せを自分の内面に見出したことによって自動的に持ち物が減ってきただけのこと。
家に物が溢れていて片付けられないという人がいる。そして、世の中には片付けの方法を紹介する書籍や動画がたくさんあり、断捨離が流行ったりもしているように思う。物を減らしたり片付けしたりすることはいい影響はたくさんあると思うが、それは表面的であって本質ではないと思う。
「物への執着」と「物質主義」的な世の中に浸っていることが本質ではないだろうか。それが良いとか悪いとかジャッジするようなことをしたいわけではないので、そこは理解していただけると嬉しいが、物質主義から解放されれば自動的に物への執着もなくなっていき、必要なものやお気に入りのものだけを持つようになるのではないだろうか。
本当に必要なものととお気に入りのものだけを持っている状態というのが、結果的に物が少なくなりすっきり身軽にいられるミニマリストに近いような状態だと思うのだ。
「ミニマリストにはなりたくない。禁欲主義のように暮らしたいわけじゃない。」そんな風にいう人にも会ったことは何度かある。ミニマリストになろうとする必要もないし、禁欲主義を実践する必要もない。ただ幸せのベクトルと物質主義のように外側に求めるのではなく、自分の内面に向けることはこれから必要な変化なのではないかと思う。
急に話が飛躍するが、物質主義に支えられた今の世界のままで、地球と人類が未来に続いていくことは長い目で見ると難しいように思う。
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